2008年05月29日

赤瓦

東広島を訪れる楽しみは三線兄弟に会えるのと、もう一つの楽しみは鮮やかな緑に囲まれた家々の赤瓦(安芸瓦)風景が見られることである。独特な屋根の赤瓦は眩しいくらいに映え歴史と風土を感じる町との出逢いは嬉しい。








人がオシャレするにも、まず頭の天辺の髪と足元の靴からであると誰かが言ったのを覚えている。きっと家のオシャレもおなじように屋根は陽謝、耐熱効果もあり大事な基礎。ひっとしたら屋根の「根」は大事な建造の上で根っこなると思うからである。







全国的には灰色の屋根瓦が多い中、赤い瓦はオシャレで且つ風格があっていい
沖縄も昔から赤瓦の歴史がある。民芸運動で知られる柳宗悦氏が出筆した「琉球の富」で琉球石灰岩の石垣と屋根林の間に赤瓦屋根が見え隠れし石畳でつながる首里の風景を見て、日本一で一番美しい都だと絶賛した。というくらい一昔前までは赤瓦の屋根が多かったが、近年は台風坊御の為に頑丈なコンクリート建て替え、建築費のコスト軽減などで赤瓦を屋根を葺く家々が減少した。

うれしいことに首里山川から当ノ蔵までの間(約1キロ)が赤瓦通りに生まれ変わろうとしている。現在、建て替え工事が急ピッチで進んでいる。完成後は城下町として知られている首里は観光客の目をひと際引く町になるであろう。




沖縄には「琉球漆喰赤瓦施工協会」というのがある、RBCiラジオの「民謡で今日(ちゅう)拝なびら」15:00~16:00(月~金放送)パーソナリティ・上原直彦氏の時間帯に「♪シャボン玉飛んだ、赤瓦の屋根までとんだ・・・」コマーシャルソングが毎日流れる。愚生の初めてコマーシャルの歌声である(わずか10秒)





愚生が大工だからか?赤瓦屋根漆喰施工協会もシャレッケがあっていい。





  
Posted by 大工哲弘 at 10:53

2008年05月27日

合同稽古

24日の夜は「朗読詩アター」の打ち上げは桜坂にある「カラカラ」。NHKアナウンサーと気分よく飲んだ後、翌朝広島発を忘れて久し振りに梯子酒

翌昼(25日)は東広島で、岡山八重山うた会と東広島ゆんたくうるま会の合同稽古である。さすがその日はテツ人も疲れていた。

今回の出張稽古の目的は来月27日から始まる第6回コンクールへチャレンジする受験者の特別稽古である。
東広島にある社会福祉法人「六方学園」は沖縄の名護学院と姉妹縁組があるということもあり田中・園長は沖縄の文化に理解を示している(井口さんとの交流もある関係)園内にあるログハウス施設を開放、使用させてくれた。











天気もよく窓も開けっ放しで心地よい風が吹き抜ける中、稽古は熱が入り、グループ、個人稽古を終えた後はコンクールに向けて新人のみ本番同様立ち歌いで稽古を仕上げた。岡山、東広島の三線兄弟のみなさんお疲れでした!




打ち上げは昨年愚生のコンサート(佐竹メモリアルホール)の打ち上げ場所と同じお好み焼き屋「Q」は一カ年ぶりである。広島名物、カキ、お好み焼きやアルミホイルで包んだ数々の料理は美味しかった。アウトドアーの雰囲気があって、いい感じである。






↓来月22日の広島ライブ成功を誓い、柴田夫婦も駆け付けてくれた。ママ、オトォ~ありがとう!





朝、東広島にあるJICA中国(国際プラザ)で開催されていた「ブラジル日本移民百周年記念写真展」を見学。広島駅にあるレストランで瀬戸内海の美味しい海産物をごちそうになったあと新幹線が出発するまで見送ってくれた井口さん、中村くん、玉城さんありがとう!短い時間でしたが、楽しかったです。




来月は厳しいコンクールが待っています。その前に22日広島ライブで再会できること喜んでおります。2日間お疲れさんでした!!  
Posted by 大工哲弘 at 00:39

2008年05月26日

NHK朗読・詩アター

NHK沖縄放送局アナウンサーによる「朗読シアター」御陰を持ちまして昼夜大成功のうちに無事終了。







元、ディアマンテスのキーボードを担当していた安富祖貴子は伴奏者としても素晴らしく、勿論、自分の持ちや味「エブリティング・マスト・チェンジ」「ワークソング」を歌い観客を魅了した。今回は初めて出身地の歌「屋嘉節」にも挑戦、「沖縄民謡は難しいねぇ~大工さん!」って言っていたけれど、愚生から云わせれば外国の言葉で素晴らしくジャズが歌えるのに、民謡は簡単さぁ~と思うけれど・・・・いつか機会があったら、また一緒に演りたいですね。





朗読詩の内容<沖縄戦とその傷跡>ということもあり「命どぅ宝」「沖縄かがやけ」披露し、アトラクションでは「とぅばらーま」にのせミルク世(平和世)を願い、来場のお客さまと平和の尊さ誓いあった。





スタッフ、アナウンサーの皆様20日のリハーサルから本当にお疲れさんでした!久ぶりにいい仕事をさせていただきました。

当日はTV収録もあり、6月23日の慰霊に合わせてNHK総合テレビで全国放送を予定していると局長から力強いお言葉を頂いた。確かに判る次第報告したいと思います。


  
Posted by 大工哲弘 at 23:56

2008年05月23日

レクイエムの詩

今日から沖縄は平年より2週間遅れてようやく梅雨に入りました。
これから約一ヶ月間は除湿機が活躍する日々が続く。

入りが遅れた分明けもずれ込むと思うが、明けはだいたい来月20日前後(あくまでも愚生の予報カン)その直後の23日、沖縄では全戦没者慰霊の日がある。その慰霊日を前にNHK沖縄放送局9名のアナウンサーが戦争をテーマにした詩を朗読するという「朗読シアター」が24日、国立劇場(昼夜)であります。








今日は本番を控え全員揃ってのリハーサルがアルテギャラリーホールでありました。







今年で5回目を迎える朗読の詩は・・・
『孤』 牧港篤三・沖縄で生まれ自らの運命を描いた詩。仕方ない島、かけがいのない島、私を生み育てたいつかは抱きとられる島という書き出しで始まる。

『カンカラさんしん物語』 嶋津与志・戦死した父の形見であるカンカラ三線を持って南部戦線を逃げまとう10歳の少年の物語。生まればかりの弟は、ガマ中で衰弱して死んでしまう・・。 

『ガード』 池沢聰・戦後沖縄では、生活のために米軍基地の警備員になる人々が大勢いた。その一方で米軍基地から盗みに入る人々も相次いだ。米軍基地内で起きた物語。

『水滴』 目取真俊・沖縄で暮らす主人公がある朝、目が覚めると、右膝から下が西瓜のように大きく膨れ上がっていた。親指の先が裂けて、不思議な水が絶え間なく滴り落ちる。口も体も動かない主人公が見たものは、夜な夜な自分の足から出るその「水滴」を飲みにくる日本兵の亡霊たちだった・・・

『雨』 牧港篤三・観光ブームに沸く沖縄の風景の中に今も残る「沖縄戦の傷跡」に光をあてた作品。

この5つの作品をアナウンサーが交互に詩を読み上げ戦争の悲惨さを訴える。その朗読中に安富祖貴子さんがピアノと愚生の三線と笛で詩のバック効果を出そうとする役割で出演する。詩を挟んで二人は持ち唄を3曲、スペシャルゲストとして歌わしてもらう構成演出もあります。どうぞ 明後日は乞うご期待ください。

※お断り・入場希望の応募ハガキは昼、夜満席に達したそうです。立ち見も出る可能もありますので、会場には早めの来場がいいと思います。また、「朗読シアター」はTV収録され来月23日(慰霊の日)にNHK沖縄・総合TVから放送される予定。

  
Posted by 大工哲弘 at 00:15

2008年05月17日

自然災害

愚生が歌う「マクラム道路」の歌詞に
♪遠くに見えるタフナー原、近くに見える磯辺村・・・

そのタフナー原で先月24日、慰霊祭が行われた。
文献によると1771年4月24日、石垣島南南東沖で大津波が起きた。石垣島の人口約当時2万人、約9千名もの犠牲者を出したといわれる未曾有の「明和の大津波」というのがあった。その大津波を風化させてはならないと、慰霊祭に参列された遺族の方々は犠牲者の冥福を祈り、何時くるか分からない災害に対する意識の向上をあらためて願ったそうです。

大津波後は、この様な災害や凶作は来てくれるな、これからはすべて「世が直ってくれ」「世や直れ」「ユバナウレ」転訛し宮古・八重山の願望歌として囃子で歌われるようになった。

自然災害の恐ろしさは、今月に入ってアジアの2国を襲った。ミャンマーのサイクロン、中国・四川省の大地震は世界中を震撼させた。一人でも多くの生命救助、一日も早い復興を望みたい。昨日からビル倒壊現地に入った日本の援護隊の救助活動も期待される。隣国で未曾有の大災害に何らかの形で応援したい。

愚生は今から上京(16:00発)明日の茨城のイベント出演の為である。
しかし、早くも台風4号が発生、風の進路は北上し来週は沖縄にも接近しそうな雰囲気である。八重山の諺に「てぃんとぉーがいやならぬ」(天には逆らえない)であるが、無事、戻られることだけを祈っています。






  
Posted by 大工哲弘 at 13:23

2008年05月15日

復帰36周年

1972年5月15日、沖縄が日本復帰をして今日で36年になりました。

当時の佐藤首相が「沖縄の復帰なくして日本の戦後は終わらない」と迷?言を残し「核抜き、本土並み」と確約された復帰は、36年経っても今尚変わっていない。
確かに復帰後は特別振興策でインフラの整備は立派にされたものの相変わらずの低所得、低就職率は本土並みとはほど遠い。何よりも日本の全体の75%が沖縄に居座る基地重圧の負担はどう考えて理不尽である。

本当は「完全基地をなくして日本の戦後は終わらない!」のではないか?
筆舌に尽し難いので琉歌に留めてみた・・・

♪念願(うにげー)や叶たる 大和世ぬ祝え 今日ぬなままでぃでぃん 変わらぬ沖縄 (悲願叶って日本復帰、でも今日までも変わっていない沖縄の現状)

♪銭金(じんかに)に目やくらみ 子孫(くゎんまが)ゆ泣かち 沖縄大戦や忘りたるばすい (交付金に目がくらみ 子子孫孫は泣かすのか もう沖縄戦を忘れたのか)

♪口先や平和 軍事基地や置(ヲ)ちょてぃ 憲法の心 ふみにじてぃやうらに (口先は平和を唱え、実際は軍事基地を居座らせ、平和憲法の心を踏みにじってはいないか)

いまでも忘れもしない36年前の今日15日は大雨であった。沖縄県民の悲しみを表す大粒の涙そうそう
その「涙そうそう」(森山良子、BEGIN、夏川りみ)が音楽著作権使用料・分配額ランク5位に昨日JASRACから発表された。

全国的になった沖縄の音楽とミュージシャン。歴史的に苦悩の沖縄は時代の変遷と共に芸能文化は元気だ。

今週末(18日)は沖縄の復帰36年を記念し『平和を語り、唄う』<沖縄の心>と題して茨城・筑西で公演が開催される(詳しくはライブスケジュール)

茨城のみなさん!沖縄の芸能を通し、一緒に語り、踊り、歌いましょう! 御世話になります。

  
Posted by 大工哲弘 at 16:23

2008年05月15日

北の稽古3

旅好きな愚生は札幌から帯広に向かう電車の移動は好きです。
車窓から見る果てしなく続く景色が四季によってすばらしく演出してくれるからである。






稽古の途中で美味しい「うさぎ」弁当。




稽古後の打ち上げは日曜日ということ、しかも遅い時間からスタートできる店を探すのに帯広・島うたの会の世話人は苦労するそうだ。そして選んだ店が「日本海」




どれから口にしていいか分からないくらい大好物の豆腐をはじめ、海産物がトコロ狭しと並ぶ。その土地でしか食えないという山菜「たらん芽」の天ぷらを初めて体験した。ちょっと柔らかく苦いが美味しい。健康にもよさそうだ。

店が閉店時刻を表す「ホタルの光」がバックに流れる。楽しかった稽古から打ち上げはアット言う間に閉会。シンデレラボーイタイムは守られました。

今回 北海道に行くなら「絶対買ってきて!」と急かされのは「生キャラメル」である。




翌朝 高橋Jさんにお願いして帰りフライトの時間まで「花畑牧場」に連れて貰った。ご存じ、TVタレントの田中義剛の牧場で作られたキャラメルである。最近、TVに紹介されすっかり有名になり、すごい売れいきで札幌では即売り切れるそうで、ようやく2箱しか手に入らなかったそうです。牧場はすっかり観光の名所化していた。

キャラメルを口に入れると牛乳とクリームが旨く「フワァト」と不思議なくらいまろやかに溶ける。マジックのような味である。
白い恋人に替わる北海道の名物になれるか、生キャラメル。

やっぱり帯広と云えば、絶対に蕎麦が美味しい。まだまだフライトまで時間があったので昔の馬小屋を改造し蕎麦屋にしたという「そば処・四季」にお邪魔した。





ラッキーにも季節限定という今のシーズンしか味わえない白樺の樹液で打ったという珍しい「シラカバ樹液そば」と白樺樹液コーヒーを味わった。なかなかうまかったです。





歌・三線で繋がれ弟子たちが居たからこそ、北の大地で至福な時間が過ごせたのだと改めて感謝。

ありがとうございました!!
  
Posted by 大工哲弘 at 02:00

2008年05月14日

北の稽古2

北海道と云えば食の大国として誰しも憧れている。

海、山、野の幸はどれも新鮮で食材も豊富である。がちまやぁ~(くいしん坊)の愚生が4日間体験した北の食を紹介したい。

札幌島唄の会の代表・小林夫婦が札幌の玄関である新千歳空港に迎えに来てくれた。ちょうど昼時だったので、ターミナル内で食事を取ることにした。
← どうですか、昼からこんな贅沢なランチ




 昭和27年に遭難した八重山丸の旗か?(店のウインドーに飾ってあった)



今は札幌の名物と云えばラーメンでも、イクラ丼でもなくスープカレーである。気づいたら愚生もスープカレーシンパ。今回は中央区南12条西10丁目1-18 グッドビル1Fにあるインディアンの名に由来するというMEDICINEMAN(メディスンマン)という所に連れていってもらった。





有名な店らしくオープン前から客が大勢並んでいた。
愚生が注文したのはシーフード。辛さはレギュラー、具は山盛り、またスープが最高に滋味。これまで食った中で旨みはランク1位につけていいでしょう。益々スープカレーファンになった。

稽古、そして夜はお楽しみ打ち上げである。

くいしんぼうの店「おおみや」の前で




新生・札幌しま唄の会の飛躍を願って・・・サッポロビールでアリッ乾杯!料理も海の幸が中心でした。会もみんなで「ゆんた」を交互にうたい和んだ。



石川の長男・ハヤタ君はもう5歳になった。可愛い~!孫を思い出す。






翌朝、帯広に発つ愚生をみんなが見送りに来てくれた。細田の長男・コウタロウくんも来てれた。大きくなったね~











帯広に向かう電車の中で駅弁もやっぱり北海の海鮮であった。
断っておくが、グルメの旅ではないよ~。特別出張稽古の旅である!  
Posted by 大工哲弘 at 02:04

2008年05月13日

北の稽古1

特別出張稽古で9日から札幌、帯広を訪れた。







発つ前に週間天気予報を見たのですが、その予想を遥かに上回る風と寒さが愚生を北の大地が迎えてくれた。沖縄の真冬以上の寒さである。満開を期待していた八重桜もちょっと葉桜状態、札幌の市花木である淡紫の花ライラックも例年より早く咲いているという。ちょうどライラックが盛るころ北大地では「リラ冷え」と云うのがあるそうです。沖縄で言うとムドゥイ・ビィサ(寒の戻り)。ワカリビィサ(別れ寒さ)なのでしょうか。それにしても「リラ冷え」ステキな季語である。

 帯広駅の温度計(昼の温度、朝夕は5度を切る)








地元の人も寒いね~という中、今回の稽古は札幌・帯広もコンクールにエントリーされた課題曲のチェックを始め、上級クラスのゆんた、笛の入門編など熱心に享受。
昨年双方に稽古でお邪魔したのは晩秋。半年振りに会う北の三線兄弟達はひと冬のあいだ蒙稽古されたであろう。声もよく出るようなり、指導者の教えにも加え着実に上達していたのが伺えた。来月コンクールでの再会を楽しみにしております。




札幌、帯広しま歌の会の皆様 ありがとうございました。
充実した4日間でした!


  
Posted by 大工哲弘 at 02:11

2008年05月08日

梅雨

今日の沖縄は5月8日(ゴーヤーの日)である。
すっかりメジャーになった苦瓜(ゴーヤー日)の今日は沖縄各地でゴーヤーに因んだイベントが開催される。夏バテ、ヘルシー、エスニック料理として自然栽培の県産ゴーヤーがこれから全国に出回ることでしょう。

さて、例年だと5月8日頃、GW明けと共に沖縄は梅雨時期に入るが、今年は大きくずれ込んでいるようである。

その梅雨の事を沖縄本島では「小満芒種・スーマンボーシュ」八重山では「ユドゥン・アーミ」という。
「淀み」が転訛して「ユドゥン」・「アーミ」は雨。ダラダラと降り続いて(停滞)している雨時期を「ユドゥン・アーミ」と言われるようになった。

元々「つゆ」の意は「ついゆ」「黴雨」など諸説あるが「梅雨」がもっとも有力説。梅の実がこの時期に熟するところから来ているそうだ。

この「梅雨」はお隣の中国から拝借した季語だそうです。

中国といえば、胡錦濤国家主席がGW明け来日し「日中首脳会談」が昨日行われ「日中共同声明」も発表された。
さまざまな難問題が横たわる両国の主席と主相の会談はお互い踏み込んだ内容とはほど遠くすっきりしない梅雨空のようであった。

しかし、これからはお互い友好の日中関係を築くためにも回を重ね芯の成熟した会話を成し大人外交を以って「ユドゥン」を無くし、信頼関係を保ち実を取りたいものです。その意味では胡錦濤さんの今回の来日はいろいろ言われていますが、未来永劫に向かって一歩踏み出した意義深い会談として評価されていいと愚生は思います。

明日から愚生のGW、梅雨のない北海道(札幌、帯広)へ出張稽古の旅である。無論、三線兄弟達との再会も楽しみだが、オールシーズンのグルメ、ベストシーズン北大地の大自然の恵みは今が一番見ごろだからである。



                  十勝平野(昨年撮影)


よろしくお世話になります!!





  
Posted by 大工哲弘 at 12:27

2008年05月06日

うどんロード

何度か訪れたことのある四国・香川の街は、どこも讃岐うどん文化が根づき、ラーメンや蕎麦屋の入る隙間がないくらい名物うどん屋で賑わっている。

あっさりしたスープとすごく腰がある麺は瀬戸内海の塩とミネラルが多く入っているせいか、実に旨い!先人が生み出した芸術品と思うほどバリエションも豊富で他の追従を許さない讃岐うどん。

その讃岐の本場でうどん修業を5年間積んだ後、うどん御遍路ならぬ全国各地をうどん打ちして廻っている青年がいる。



精悍な顔つきの竹原くん。誰にも好かれそうな好青年である↑



一カ月前、北海道からスタートしたうどんロードは太平洋側を巡り南端の八重山・宮古島を辿り先週金曜日、沖縄本島に入った。愚生の三線教室があるコルネットビルの社長・越智さんの協力のお陰で崎山アルテ大ホールは讃岐うどんの仮食堂となった。

残念ながら手打ちの場には間に合わなかった。





偶然にその日は三線教室だったので、休憩時間に皆で手打ちの讃岐うどんを頂くことにした。本人全国を巡り感じることは「その土地の水の影響でスープの味と腰が微妙に変わる」と言う。

なんと、250円。旨かったです。その夜、55食分即完売でした。



うどんロードは山原・名護で打った後、鹿児島へ入り、今度は逆に日本海沿いを廻り北上するという。みなさんの町にきたら手打ちライブの醍醐味と、讃岐うどんの味を是非、食し賜れ。

20代後半の青年がワンボックスカーで一人旅しながら修行積んでいる姿に心打たれる。讃岐うどんの様に腰のきいた強靱な体と精神力、そしてスープの様な優しさで全国駆け巡る竹原くんの・うどんロード。応援したい。チバリヨ~!!


  
Posted by 大工哲弘 at 01:24

2008年05月03日

大・工条

旗日(はたび・祝祭日)の今日は憲法記念日

日本国憲法(100条)が昭和22年に施行されて61年目を迎えました。
言わずと知れた日本国憲法は「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義を基本」とするルールの理念から尊守されてきた憲法である。だが、ここにきて改憲、改正、加憲の論議が空洞化する中、航空自衛隊によるイラクでの空輸活動は憲法9条に違反するとの名古屋高栽の英断に国民はチト目が覚めたはずだ。高校野球チームの一員が不祥事を起こすと監督始め、全員謹慎処分を余儀なくされ、我々が交通違反したら当然のように罰せられる、当たり前のことだ。これはルール違反したからである。じゃ~国の生命と財産を守る防衛省が憲法違反していながら、所管の長が謝罪も罰則もない「国際貢献」だとあくまでも保持するアメリカ寄り政権は「国民主権」と謳われている日本国憲法を蔑ろにしているとしか愚生は思えないのである。


しかし その憲法を前文から全条文を呼んだ人は多くいないでしょうね。
ここで、活字に弱い人の為に大阪のミュージシャン「ZEROKU-FACTORY」が全文、天皇、戦争放棄、諸々条文、改正風流語り、最高法規、を分かりやすく「詠唱日本国憲法」を独特な語りで詠唱しながらバックに三味線やウッドベース、サックス、ピアノ、ジャンベ、等の楽器で効果を出している。これだったら誰でもCD音声で憲法を知ることができる。「一家に一枚、日本国憲法」とゼロクのメンバーは唱えている。解りやすくていい! 実はこのCDの憲法詠唱を聞きながらコラムを書いている










沖縄でも北島角子さんが一人芝居でウチナーグチ(沖縄方言)で平和の尊さを伝えTシャツにその思いをプリント、その憲法9条を活憲しよう訴えている。

Tシャツの文

戦ぁ絶対許さらん!でぃ言る約束事(戦争は絶対にゆるされるものではない)
我達~日本国民のぉ 心安々ぃとぅ 暮らさりぃる(我々は心が休まる暮らしができる)
世の中作いし 肝から芯から願とぉん(世の中を作るために心の芯からねがっている)
うぬたみに ちゃぬような事ぬ有てぃん(その為に どうゆうことがあっても)
「戦さん!」でぃ言る「約束事」取い決みさびたん(戦争とい約束をしてはいけない)










国民の休日、憲法記念日。「そんなの間係ねぇ!」と思わずに今日ぐらいは憲法を考える日にしたい。
平和だからこそ行楽地にも行け、家族で楽しめる休日だということを・・・





  
Posted by 大工哲弘 at 12:16

2008年05月01日

時代の歌

明日から5月、世はGWの真っただ中

端午の節句の5月5日、幼少の頃よく歌った「背くらべ」という歌がある。
作詩・海野厚 作曲・中山晋平 (大正12年)
 
♪柱のきずは おととしの 5月5日(いつか)の背くらべ 
粽(ちまき)たべたべ 兄さんが 計ってくれた 背のたけ
きのうくらべりゃ 何のこと やっと羽織の紐(ひも)のたけ

昔は、こどもたちが親や兄弟の手を借り、自分の背の高さを柱にしるして、その伸びぐあいを確かめ成長を喜んでいる姿が表現されている。実際、愚生も幼少のころはそうであった。

75調で歌われるこの歌は、いまの若い人たちには、読解するのに難しいと思う。まず、今の家はほとんどコンクリート建てで柱がないということ。そう云えば「大黒柱」や「中柱」という意味も説明し難くなっている。





もう一つは「羽織の紐」。
しかしこれには二つの説がある・・・
①兄さんと羽織の紐(ひも)の長さ(15センチ前後)くらいであった。つまり2年間で、それだけ伸びたというのである。

②2年前の身長は、いまの羽織の紐の位置ぐらいのところにあたるというのである。拙コラム訪問されたあなたはどう考えますか?いずれにしても着物が生活着だった時代背景が生んだ歌には違いない


歌に出てくる言葉が死語になっていくのは時代の変遷で仕方ないが、ウタが残してくれている詩想は時代を知り郷愁にかられる。

序に

「屋根より高い?」












皆様にとっては良いGW(黄金週)でありますよう、願っております。





  
Posted by 大工哲弘 at 01:29