2008年05月01日

時代の歌

明日から5月、世はGWの真っただ中

端午の節句の5月5日、幼少の頃よく歌った「背くらべ」という歌がある。
作詩・海野厚 作曲・中山晋平 (大正12年)
 
♪柱のきずは おととしの 5月5日(いつか)の背くらべ 
粽(ちまき)たべたべ 兄さんが 計ってくれた 背のたけ
きのうくらべりゃ 何のこと やっと羽織の紐(ひも)のたけ

昔は、こどもたちが親や兄弟の手を借り、自分の背の高さを柱にしるして、その伸びぐあいを確かめ成長を喜んでいる姿が表現されている。実際、愚生も幼少のころはそうであった。

75調で歌われるこの歌は、いまの若い人たちには、読解するのに難しいと思う。まず、今の家はほとんどコンクリート建てで柱がないということ。そう云えば「大黒柱」や「中柱」という意味も説明し難くなっている。





もう一つは「羽織の紐」。
しかしこれには二つの説がある・・・
①兄さんと羽織の紐(ひも)の長さ(15センチ前後)くらいであった。つまり2年間で、それだけ伸びたというのである。

②2年前の身長は、いまの羽織の紐の位置ぐらいのところにあたるというのである。拙コラム訪問されたあなたはどう考えますか?いずれにしても着物が生活着だった時代背景が生んだ歌には違いない


歌に出てくる言葉が死語になっていくのは時代の変遷で仕方ないが、ウタが残してくれている詩想は時代を知り郷愁にかられる。

序に

「屋根より高い?」












皆様にとっては良いGW(黄金週)でありますよう、願っております。